映画『ブルース・ブラザーズ(The Blues Brothers)』は、
1980年に公開されたアメリカのミュージカル・コメディ映画です。
監督はジョン・ランディス、主演はジョン・ベルーシとダン・エイクロイド。
伝説的な音楽アーティストが多数出演し、圧巻のライブパフォーマンスと
破天荒なカーチェイスが楽しめる作品となっています。
本記事では、この映画の魅力を詳しくレビューしていきます。
Contents
主なスタッフとキャスト
監督:ジョン・ランディス
ジェイク・ブルース:ジョン・ベルーシ
エルウッド・ブルース:ダン・エイクロイド
ジェームズ牧師:ジェームズ・ブラウン
カーティス:キャブ・キャロウェイ
マットの妻:アレサ・フランクリン
謎の女:キャリー・フィッシャー
レイ:レイ・チャールズ
音楽界のレジェンドたちが勢揃いし、映画の随所で素晴らしいパフォーマンスを
披露する点も、本作の大きな見どころのひとつです。
ストーリー
刑務所を出所したジェイク・ブルースは、弟分のエルウッドに迎えられ、
彼らが幼少期を過ごした孤児院を訪れます。
しかし、孤児院は資金難により閉鎖の危機に瀕しており、
税金5,000ドルを支払わなければならない状況にありました。
ジェイクは教会で神の啓示を受け、
「バンドを再結成し、ライブの収益で孤児院を救う」というアイデアを思いつきます。
こうして、ブルース・ブラザーズ・バンドの再結成が始まります。
しかし、バンドメンバーを集める過程でトラブルが続出。
警察やカントリーバンド、さらにはナチス団体までも敵に回し、
ジェイクとエルウッドは大規模なカーチェイスを繰り広げながら、
ライブ開催に向けて奔走するのです。
映画の見どころ
迫力満点のライブパフォーマンス
本作の最大の魅力は、音楽界のレジェンドたちによる圧巻のライブシーンです。
ジェームズ・ブラウンが教会で歌う「The Old Landmark」
アレサ・フランクリンによる名曲「Think」
キャブ・キャロウェイの「Minnie the Moocher」
レイ・チャールズが歌う「Shake a Tail Feather」
どのシーンもエネルギッシュで、映画というよりまるでライブコンサートを
観ているような感覚になります。
史上最高レベルのカーチェイス
『ブルース・ブラザーズ』といえば、破壊的なカーチェイスも見どころの一つ。
劇中では100台以上の車が破壊されるという驚異のスケールで、
特にラストの警察との追跡劇は圧巻です。
コメディ要素満載のストーリー
ダン・エイクロイドとジョン・ベルーシの掛け合いは絶妙で、
彼らのクールでとぼけたキャラクターが映画をより一層面白くしています。
特に、エルウッドの「我々は神の使命のもとにいる(We're on a mission from God.)」
という決めゼリフは、ファンの間でも語り継がれています。
映画の個人的な感想
『ブルース・ブラザーズ』は、単なる音楽映画ではなく、コメディとアクション、
そしてカーチェイスが融合した唯一無二のエンターテインメント作品です。
まず、音楽が素晴らしい。ソウルやR&Bの名曲が満載で、
リズムに乗りながら映画を楽しめます。
特に、アレサ・フランクリンの「Think」のシーンは圧巻で、
彼女の歌唱力に鳥肌が立ちます。
また、キャラクターが個性的で魅力的。ジェイクとエルウッドのとぼけたやりとりや、
キャリー・フィッシャー演じる「謎の女」がジェイクを執拗に追いかける展開など、
何度観ても笑えるシーンが満載です。
さらに、カーチェイスのスケールが凄まじい!
80年代の映画とは思えないほど迫力があり、特にシカゴ市内を爆走するシーンは
息をのむほどの大迫力です。
まとめ
『ブルース・ブラザーズ』は、音楽、コメディ、アクションの全てを詰め込んだ
最高のエンターテインメント映画です。
特に、ソウルやR&Bが好きな方、派手なカーチェイスが好きな方には
たまらない作品でしょう。
また、映画の随所に散りばめられたユーモアや、ジェイクとエルウッドの
クールなキャラクターも魅力的で、何度観ても飽きない名作です。
まだ観たことがない方は、ぜひ一度『ブルース・ブラザーズ』を
チェックしてみてください!
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