1992年に公開された『リーサル・ウェポン3』は、シリーズ第3作目にあたる
アクション映画です。
前作までのスリリングな展開とバディ・ムービーとしての魅力を継承しながら、
新キャラクターの登場によってさらにドラマ性とエンターテインメント性が
増した作品となっています。
本記事では、映画の概要や見どころ、個人的な感想を交えながら、
『リーサル・ウェポン3』の魅力を深掘りしていきます。
Contents
主なスタッフとキャスト
監督:リチャード・ドナー
『スーパーマン』(1978年)や『オーメン』(1976年)を手掛けた名監督。
本シリーズを通じて、絶妙なアクションとドラマを描き続ける。
脚本:ジェフリー・ボーム、ロバート・マーク・ケイメン
『インディ・ジョーンズ』シリーズの脚本も手掛けた実力派。
シリーズのテンポを活かしつつ、新しい要素を取り入れた。
主演:
メル・ギブソン(マーティン・リッグス)
無鉄砲でタフな刑事。今回も圧倒的な戦闘スキルとユーモアで事件に挑む。
ダニー・グローヴァー(ロジャー・マータフ)
定年を控えたベテラン刑事。家庭を大事にしながらも、相棒リッグスとの絆を深めていく。
ジョー・ペシ(レオ・ゲッツ)
おしゃべりでコミカルな情報屋。軽妙なキャラクターが本作でも笑いを提供。
レネ・ルッソ(ローナ・コール)
内務捜査官であり、リッグスと恋愛関係に発展する女性刑事。高い戦闘能力を持つ。
ストーリー
ロサンゼルス市警のリッグスとマータフは、銀行強盗の現場で大胆な行動をとり、
結果的に爆発を引き起こしてしまう。
そのせいで制服勤務に降格されるが、警察内部の武器横流し事件を調査することになる。
事件を追う中で、違法に警察の武器を売買している元警官ジャック・トラヴィスの存在が
明らかに。
リッグスとマータフは、内務捜査官ローナ・コールと協力しながら、
危険な武器売買の背後に潜む陰謀を暴いていく。
果たしてリッグスとマータフは、ローナと共に警察内部の腐敗を暴き、
正義を貫くことができるのか?
映画の見どころ
新キャラクター「ローナ・コール」の登場
レネ・ルッソ演じるローナ・コールは、本作から登場するキャラクターであり、
リッグスと互角に渡り合う女性刑事として強い存在感を放っています。
アクションシーンのキレも素晴らしく、シリーズに新たな魅力を加えています。
警察内部の腐敗とリアルな設定
これまでのシリーズとは異なり、本作では元警官が黒幕という設定になっています。
警察の信頼が問われる中、正義を貫こうとするリッグスたちの姿が際立ちます。
さらに深化したリッグスとマータフの関係
シリーズを通して築かれてきたリッグスとマータフの関係が、本作でより深まります。
特にマータフが家族との時間を大切にしながらも、最後の大仕事に挑む姿が感動的です。
ユーモアとアクションの絶妙なバランス
シリーズの魅力であるユーモアとアクションが本作でも健在。
リッグスとマータフの掛け合いはもちろん、レオ・ゲッツのコミカルな演技も相まって、
重いテーマの中にも軽快なテンポが保たれています。
迫力のカーチェイス&銃撃戦
『リーサル・ウェポン3』でも、カーチェイスや銃撃戦が随所に登場します。
特にクライマックスの戦いは緊迫感があり、アクション映画としての醍醐味を
存分に味わえます。
個人的な感想
『リーサル・ウェポン3』は、シリーズの中でも特にバランスの取れた作品だと感じました。
新キャラクターのローナ・コールが加わることで、リッグスのキャラクターに
新たな側面が生まれ、恋愛要素も楽しめます。
また、警察内部の腐敗というテーマは、これまでの作品よりもリアルな社会問題を
反映しており、単なるアクション映画にとどまらない深みを持っています。
一方で、リッグスとマータフのユーモラスな掛け合いが、全体のバランスを崩さないよう
調整されており、観ていて飽きさせない構成になっています。
まとめ
『リーサル・ウェポン3(1992年)』は、アクション映画の名作として、
シリーズの中でも特にバランスの良い作品となっています。
✅ 新キャラクター「ローナ・コール」の登場
✅ 警察内部の腐敗をテーマにしたシリアスなストーリー
✅ 深まるリッグスとマータフの関係
✅ ユーモアとアクションの絶妙な融合
✅ 迫力満点のアクションシーン
これらの要素が融合し、本作はシリーズの魅力を存分に詰め込んだ作品として
高い評価を得ています。
もしまだ観たことがない方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください!
映画予告編も併せてご覧いただくと、本作の魅力がさらに伝わるはずです。
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