『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲』は、
1987年に公開されたシリーズ第4作目。
前作までの人気を受け、さらにスケールアップしたアクションとコミカルな展開が
特徴となっている。
原作はきうちかずひろの同名漫画で、ヤンキーたちの友情、抗争、恋愛を描いた青春映画。
本作では、新たな敵との衝突や予測不能な展開が見どころだ。
Contents
主なスタッフとキャスト
監督:那須博之
アクション映画やバイオレンス作品を得意とし、
『ビーバップハイスクール』シリーズの生みの親。
キャスト:
仲村トオル(トオル)
クールで無鉄砲な主人公。シリーズを通じて不良高校生を熱演。
清水宏次朗(ヒロシ)
トオルの親友であり、共に数々の喧嘩を繰り広げる相棒。強い絆が光る。
宮崎ますみ(順子)
愛徳高校の3年、物語に彩りを加えるヒロインの一人。
地井武男(鬼島刑事)
喧嘩騒動を見守る刑事役。物語のアクセントとなる存在。
五十嵐いづみ(翔子)
五中の鬼姫。トオルの恋人として登場。
柏原芳恵(まゆみ)
ヒロシと偶然知り合う女子大生。彼女との出会いが騒動の引き金となる。
ストーリー
ヒロシ(清水宏次朗)は偶然知り合った女子大生・まゆみ(柏原芳恵)と過ごしていたが、
そこに城東工業高校退学組の柴田・西(小椋正・永田博康)が現れ、絡まれてしまう。
この一件がきっかけとなり、トオル(仲村トオル)とヒロシは城東工業の元不良たちと
抗争を繰り広げることに。
さらに事態は悪化し、柴田と西はトラックに跳ねられ左足を骨折したヒロシを拉致し、
トオルを挑発。ヒロシを救うため、トオルは街中のちんどん屋から馬を奪い、
そのまま騎馬スタイルで敵陣に突撃。
異様な姿に驚く柴田・西たちを前に、トオルは怒涛の喧嘩を繰り広げ、
圧倒的な強さで彼らを撃退するのだった。
映画の見どころ
破天荒すぎるアクション
シリーズ恒例の喧嘩シーンがさらに過激に!トオルが馬に乗って敵地に乗り込むという、
前代未聞の戦闘スタイルに爆笑必至。
新たな因縁とライバル
城東工業高校退学組の柴田・西が登場。
彼らの卑劣な手口とヒロシへの報復が、新たな火種となる。
友情と愛の三角関係?
ヒロシとまゆみの関係をめぐる展開も見どころの一つ。彼女との出会いが、
トオル&ヒロシの騒動にどう関わるのか。
80年代のヤンキー文化全開
リーゼント、ボンタン、ツッパリ文化全開のスタイルが、今観ても新鮮。
80年代の雰囲気を存分に楽しめる。
クライマックスの壮絶な戦い
ヒロシを救出するためのトオルの決死の戦いが展開される。
果たして彼らはこの危機をどう乗り越えるのか?
映画の個人的な感想
本作は、シリーズの中でも最も破天荒な展開が特徴的で、
アクションとコメディのバランスが絶妙。
トオルの馬突撃シーンは、シリーズ屈指の名場面として記憶に残るだろう。
また、新キャラクター・まゆみを演じる柏原芳恵の存在も、物語に新たな彩りを加えている。
彼女との関係が思わぬ展開を生む点も面白い。
80年代のツッパリ文化が全面に出ており、今観てもノスタルジックな気分に浸れる。
笑いあり、アクションあり、そして熱い友情ありの
『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲』は、
シリーズファンなら絶対に見逃せない一本だ。
まとめ
『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲(1987年)』は、
シリーズ第4作目としてさらにパワーアップし、これまで以上にぶっ飛んだ展開と
コミカルな演出が光る作品。
トオルの馬突撃という斬新すぎるシーンを筆頭に、見どころ満載の内容となっている。
この作品は、当時の不良文化を知る世代には懐かしく、今の若者にも新鮮に映るだろう。
80年代映画が好きな人、アクション映画が好きな人、そして熱い青春映画を求める人に
ぜひおすすめしたい。
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