アメリカ映画 アクション映画

リーサル・ウェポン(1987年) レビュー 映画予告編付き

1987年に公開されたアクション映画『リーサル・ウェポン』は、

バディ・ムービーの金字塔として知られています。

本作は、メル・ギブソンとダニー・グローヴァーの名コンビによる

緊張感あふれるストーリーとユーモラスな掛け合いが魅力の作品です。

本記事では、映画の概要や見どころ、個人的な感想を交えながら、

『リーサル・ウェポン』の魅力を深掘りしていきます。

主なスタッフとキャスト

監督:リチャード・ドナー

『スーパーマン』(1978年)や『オーメン』(1976年)などで知られる名監督。

確かな演出力で本作のスリリングなアクションと人間ドラマを見事に描いた。

脚本:シェーン・ブラック

ハードボイルドな作風とウィットに富んだ脚本で知られる脚本家。

後に『ラスト・ボーイスカウト』や『アイアンマン3』を手掛けた。

主演:

メル・ギブソン(マーティン・リッグス)

1980年代から90年代にかけてハリウッドを代表するスター俳優。

『マッドマックス』シリーズや『ブレイブハート』での活躍も有名。

ダニー・グローヴァー(ロジャー・マータフ)

『カラーパープル』などの出演でも知られる実力派俳優。

家族を大切にするベテラン刑事マータフ役で人気を博した。

ゲイリー・ビジー(ジョシュア)

『ビッグ・ウェンズデー』や『ポイント・ブレイク』などに出演する個性派俳優。

本作では冷酷な悪役ジョシュアを演じた。

ストーリー

ロサンゼルス市警のベテラン刑事ロジャー・マータフ(ダニー・グローヴァー)は、

定年を控えた真面目な警官。

しかし、彼のもとに新たな相棒として配属されたのは、

破天荒な刑事マーティン・リッグス(メル・ギブソン)。

リッグスは元特殊部隊員で、妻を亡くしたことで自暴自棄になり、

自殺願望すら抱えている危険人物。

その異常なまでの戦闘スキルと捨て身の行動は、

マータフにとって大きなストレスとなるが、彼らはしだいに信頼関係を築いていく。

そんな中、ふたりは娼婦の自殺事件を追うことに。

しかし、この事件の裏には「将軍」と呼ばれる謎の男が率いる麻薬組織が

関与していることが判明。

元特殊部隊の精鋭たちによるこの組織は、並みの犯罪者とは桁違いの戦闘能力を

持っており、リッグスとマータフは壮絶な戦いに巻き込まれていく。

映画の見どころ

メル・ギブソンの狂気とカリスマ性

『リーサル・ウェポン』の最大の魅力は、メル・ギブソン演じるリッグスの

キャラクターです。

生死を顧みない捨て身の行動と、圧倒的な戦闘スキルが組み合わさり、

観る者を圧倒します。

特に高層ビルの屋上で自殺を試みる男を説得するシーンは、

リッグスの狂気とトラウマを象徴する名場面。

対照的な二人のコンビネーション

リッグスの無鉄砲な行動に振り回されるマータフ。

しかし、正反対の性格の二人が、次第に信頼を深めていく姿は感動的です。

刑事としての仕事だけでなく、家族との関わりも描かれることで、

彼らのキャラクターに深みが増しています。

迫力満点のアクションシーン

銃撃戦やカーチェイス、肉弾戦など、アクション要素が盛りだくさん。

特に、リッグスと敵役ジョシュア(ゲイリー・ビジー)とのラストバトルは、

拳と拳のぶつかり合いで決着をつける熱いシーンです。

ブラックユーモアの効いた脚本

シリアスな展開の中にも、シェーン・ブラック脚本ならではのユーモアが

散りばめられています。

特に、リッグスとマータフの軽妙な掛け合いは、重いストーリーの中に笑いを生み出し、

映画のテンポを心地よいものにしています。

個人的な感想

    『リーサル・ウェポン』は、ただのアクション映画ではなく、

    キャラクターの魅力と人間ドラマが際立つ作品です。

    リッグスの狂気と悲しみ、マータフの家族への愛情、

    そして彼らがバディとして成長していく過程が見事に描かれています。

    また、1980年代のハリウッドらしい派手なアクションと、

    実力派俳優たちの熱演が相まって、何度観ても楽しめる映画になっています。

    また、本作はシリーズ化され、続編も次々と制作されましたが、

    やはり1作目が持つ緊張感とオリジナルの完成度は群を抜いていると感じます。

    まとめ

    『リーサル・ウェポン(1987年)』は、アクション映画の名作であり、

    バディ・ムービーの先駆けとも言える作品です。

    ✅ メル・ギブソンとダニー・グローヴァーの名コンビ

    ✅ 迫力満点のアクションと緊張感のあるストーリー

    ✅ ユーモアと人間ドラマが絶妙に融合した脚本

    これらの要素が合わさり、今なお多くの映画ファンを魅了し続けています。

    もしまだ観たことがない方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください!

    映画予告編も併せてご覧いただくと、本作の雰囲気をより楽しめるはずです。

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