香港映画 アクション映画

ドラゴン怒りの鉄拳(1971年) レビュー! 映画予告編付き

『ドラゴン怒りの鉄拳』(1971年)は、ブルース・リーが出演した2作目の作品で、

彼のアクション映画としての地位を確立させた重要な映画です。

本作は、ブルース・リーが初めて主演を務めた『ドラゴン危機一発』に続く作品であり、

その圧倒的なカリスマ性と武術の技術がさらに進化したことが感じられる作品です。

今回は、この映画の見どころやキャスト、個人的な感想を交えながら、

映画ファンに向けてレビューをお届けします。

映画基本情報

原題:精武門 (Fist of Fury)

公開年:1971年

監督:ロー・ウェイ

出演:
ブルース・リー(陳真)

ノラ・ミャオ(陳真の恋人)

橋本力(武道家・日本人)

ジェームス・ティエン(兄弟子役)

ボブ・ベイカー(ロシア人武道家)

ロー・ウェイ(特別出演)

主なスタッフとキャスト

ロー・ウェイ(監督)

ロー・ウェイは、香港映画の伝説的な監督で、ブルース・リーの初期の作品において

重要な役割を果たしました。

『ドラゴン怒りの鉄拳』では、ブルース・リーの魅力を最大限に引き出す演出を行い、

アクションシーンの迫力とストーリーテリングをバランスよく組み合わせました。

ブルース・リー(陳真)

ブルース・リーは、香港映画界に革命をもたらしたカンフースターです。

『ドラゴン怒りの鉄拳』では、復讐心に燃える青年陳真を演じ、再びその驚異的な武術スキルと

スクリーン上でのカリスマ性を発揮しています。

特に、彼のアクションシーンは見る者を圧倒し、今なお語り継がれる名場面が数多くあります。

ノラ・ミャオ(陳真の恋人)

ノラ・ミャオは、ブルース・リーと共演した女優で、本作では陳真の恋人役を演じます。

彼女は感情的なシーンを通じて、ブルース・リーの役柄を支える重要な役割を果たしています。

橋本力(武道家・日本人)

橋本力は、日本人武道家役として登場し、陳真との対立を繰り広げます。

彼の演技は、物語における日本と中国の文化的な対立を象徴しており、

映画の緊張感を高めています。

ジェームス・ティエン(兄弟子役)

ジェームス・ティエンは、ブルース・リーと共演した経験が多い俳優で、

本作では陳真の兄弟子役を演じています。

彼の演技も物語において大きな意味を持ち、ブルース・リーとの友情や対立が描かれています。

映画のあらすじ

『ドラゴン怒りの鉄拳』は、ブルース・リー演じる陳真が主人公です。

陳真は、師匠の教えを受けた武術の使い手で、師匠が日本人武道家に殺されるところから

物語が始まります。

師匠の死を悼み、復讐を誓う陳真は、さまざまな困難を乗り越えながら、

師匠の仇を討つために戦う決意を固めます。

その途中で、陳真は日本人武道家との激しい戦いに巻き込まれ、

映画のクライマックスへと進んでいきます。

映画全体には、復讐心に燃える主人公と、日本と中国の文化的な対立を描いた要素が

強く盛り込まれており、ブルース・リーのアクションだけでなく、

深いテーマ性が感じられます。

映画の見どころ

ブルース・リーのアクションが進化した戦闘シーン

    『ドラゴン怒りの鉄拳』では、ブルース・リーのアクションが前作を超えて

    進化していることが実感できます。

    彼のスピーディーで力強い戦いぶりは、まさに圧巻。

    特にクライマックスの日本人武道家との戦いは、ブルース・リーの真骨頂が見られる名場面です。

    復讐劇としてのストーリーテリング

      本作のストーリーはシンプルですが、復讐心に燃える主人公陳真の姿を描いており、

      その過程で生まれる感情の波乱が非常にドラマティックです。

      陳真が立ち向かうべき仇敵との対決に向けて、観客も共に熱くなります。

      日本と中国の文化的な対立

        『ドラゴン怒りの鉄拳』では、日本と中国の文化的な対立が重要なテーマのひとつとして

        描かれています。

        日本人武道家との戦いが、この対立を象徴しており、ストーリーにさらなる深みを加えています。

        ノラ・ミャオの感情表現

          ノラ・ミャオが演じる陳真の恋人は、映画において感情的な側面を強調しています。

          彼女の演技は、ブルース・リーのキャラクターを支える重要な役割を果たし、

          二人の関係性が観客にとって感情移入しやすくなっています。

          ブルース・リーのカリスマ性

            ブルース・リーのスクリーン上でのカリスマ性は本作でも光っています。

            彼の存在感は圧倒的で、映画を見ていると、彼がどんな状況でも勝ち進んでいく様子に

            引き込まれます。

            その圧倒的な演技力と身体能力が、映画全体の魅力を一層高めています。

            ヌンチャク初登場

              『ドラゴン怒りの鉄拳』では、ブルース・リーが映画初となるヌンチャクを

              使用するシーンが登場します。

              この武器を使った戦闘シーンは非常にインパクトがあり、後のブルース・リー映画でも

              ヌンチャクは彼の象徴的な武器として広まりました。

              ヌンチャクを使ったアクションの美しさとスピード感は、映画の見どころのひとつです。

              個人的な感想

              『ドラゴン怒りの鉄拳』は、ブルース・リーのアクションがますます進化し、

              彼の名声をさらに高めた作品だと思います。

              復讐劇としての展開はシンプルながらも感情的に引き込まれ、

              特にブルース・リーの激しい戦闘シーンには圧倒されました。

              日本と中国の対立を描く要素もあり、ストーリーに深みを与えている点が印象的でした。

              私自身、ブルース・リーのファンとしてこの映画を観た際、彼のアクションの切れ味と

              情熱に心から感動しました。

              彼の身体能力は本当にすごく、動きがまるで流れるようで、見ているだけで興奮してきます。

              ラストの戦いでは、彼の闘志がひしひしと伝わってきて、映画を観た後もその余韻が残りました。

              まとめ

              『ドラゴン怒りの鉄拳』は、ブルース・リーがさらに進化したアクションを見せつける名作です。

              復讐劇としてのドラマ性、文化的な対立を描いた深み、そして何よりブルース・リーの

              カリスマ性と武術の技術が光る本作は、カンフー映画やブルース・リーファンにとって

              必見の作品です。

              映画予告編とともに、ぜひこの伝説的な作品を堪能してみてください。

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